Photoshopでトイカメラ風に加工する
トイカメラ風とは写真の四隅が黒くぼやけ全体が粒子状に荒くなり、やや掠れた色彩になるものの写真です。
今のデジタルカメラは様々な機能が付いています。ものによってはトイカメラ風に写真を撮ることもできるのではないでしょうか。
Photoshopでもトイカメラ風の写真加工ができますし、寒色暖色の色合いにすることもできますので知っていて損はないと思います。
「フィルター」より四隅の影と粗粒を作る
まずはメニューバーから「フィルター」を選択し「レンズ補正」を設定します。
「カスタム」のタブから「周辺光量補正」の欄を確認、適用量を60~85に上げます。四隅に影が落ちたのを確認しましたら次へ。
今度も「フィルター」のなかから「フィルターギャラリー」を開き、「粒状フィルム」を選択。粒子を1か2ほどに設定して次のステップです。
調整フィルター独特の色味にする
画像の四隅が黒くぼやけ、画像に粗粒感が出ましたら、色調補正をかけて独特の色合いを出します。
色調補正はレイヤーパネルから調整レイヤーをクリックして「カラーバランス」の調整レイヤーを元画像の上につくります。
カラーバランスは「シャドウ」の階調をシアン、ブルー側にスライダーを動かし四隅の影を強めます。
次に「ハイライト」の階調をレッド、イエロー、グリーンのスライダーを動かし色あせた感じを作る下準備をします。
最後にカラーバランスの調整レイヤーの上に、新しく調整レイヤーを作り、
「カラールックアップ」を選択して3LUTファイルを「Soft_Warming.look」に設定しましょう。
これでトイカメラ風の加工は完成です。
もしなにか気になるところがあれば、トーンカーブなどで明るさやコントラストを調整してみてください。