サービス終了のフリマアプリも 使うフリマアプリも「断捨離」するべき!?

断捨離ブーム、コロナウィルスによる巣ごもり需要、スマホの普及。

もともと身近になりつつあったフリマアプリですが、近年の情勢を踏まえるとこれからもフリマアプリの役割は変わらず残り続けると思います。

そんなフリマアプリでもサービスが終了してしまうものがいくつかあります。

最近ではオタマート(いわゆるオタクグッズを専門に取引を行うフリマアプリ)がサービスの終了を告知し話題になりました。

出品制限や決算期間の告知など段階的にサービスが終了して、2021年8月26日に完全に利用できなくなりました。

急に使えなくなるわけではないにしろ、やはり慣れているスマホアプリが利用できなくなるのは困ると思います。そこでフリマアプリも個人にあったものをいくつか選んで複数使い、合わないものを断捨離してみるのもいいかと思います。今回は各フリマアプリのいい面悪い面を簡単にまとめたうえで、利用アプリの組み合わせ例示してみたいと思います。

なお各アプリの情報は2021年8月28日のものを参考にしています。

 

 

主要フリマアプリの良いところ悪いところ

 

「メルカリ」

 

最も利用者数の多いとされるメルカリ。日本国内においてのフリマアプリの代名詞といえます。

そのため出品物も十分出回り欲しいものが手に入りやすい。そして何よりアクティブユーザーの数が多いため自身の出品物が売れやすい傾向にあります。

後述する別フリマアプリの「ラクマ」で売れなかったものがメルカリでは売れたということもあります。

同系統の商品において、売れるまでが早いというのもメルカリを利用する大きなメリットです。

 

さらに匿名配送方法の利便性もかなり優れています。

ラクマよりも専用配送の宅急便コンパクトが安かったり、ゆうパケットプラスといった中型サイズの配送が充実していたり。

メルカリは手数料が高いです。しかし送料こみでの出品が基本となっているいま、少しでもお得な配送方法が設定されていれば結果的にメルカリのほうがお得ということもあるわけです。

 

一方悪い面としてはやはり手数料。現在手数料は販売価格の10%、ラクマは6%税抜き、PayPayフリマは5%なので結構高い部類です。

出品時の価格と最終利益で1桁減るということは多々あります。

 

ほかにメルカリは悪質ユーザーなどや悪習などをネットでネタにされがちです。実際は利用者が多いため迷惑ユーザーも目立つというだけで、メルカリが突出して困った人が多いということはないと思います。

ただそれを受けてかユーザーの利用規約や出品物のルールが改定されています。知らず知らずのうちにルールを破りメルカリの利用を停止されることがあるため注意が必要になります。意外と利用に気を使うかもしれません。

 

「ラクマ(旧フリル)」

 

ラクマもメルカリに並ぶフリマアプリです。メルカリにはない機能として「購入申請」があります。これは購入する側が出品者に申請し、了承を得られれば、購入手続きにすすむというもの。

出品者側のメリットとなる機能であり、著しく取引評価の低い人や他のアプリでも同アイテムを出品している場合などに効果的です。ほかにも売り上げ金の申請期限が実質ないという特徴もありましたが、7月27日から取引完了から180日後に変更になりました。

ラクマも比較的手数料が安いのも魅力です。またクーポンなどを頻繁に配布しており、その割引対象も制限がないことが多いです。

割引額も悪くないです。

 

ラクマの問題点としては匿名配送の料金が高いことです。

メルカリのクロネコヤマト宅急便コンパクト380円なのに対しラクマでは530円と割高。中型サイズの配送には困ることが多いです。

さらにアクティブユーザーが少ないこともあります。人気な商品ならまだしも、マイナーなものを出品をする場合は売れるまで時間がかかるでしょう。

一応見る人が少ないということは競争相手が少ないということですので安い出品物を先に購入できる場合もあります。

先にメルカリ、後ろにPayPayフリマという感じのラクマですが、ユーザーアンケートを頻繁に行ったりクーポンをよく配布したりするなどユーザー獲得の努力をしているようです。今後のサービスの拡充に期待です。

 

 

PayPayフリマ

 

PayPayフリマはその名の通り電子決済PayPayとの連動が容易なフリマです。

比較的新しいこともあってか利用者が少なめです。しかしながら出品側、購入側からみても優秀なところがあります。

というのも独自の機能が多くどれも便利であるということ。

たとえば出品物のイメージを動画でアップできること。これにより衣服の丈や欠陥、ほつれ箇所などを何枚も撮影してから出品する必要がなくなります。購入する側も動画が上がっていればイメージが付きやすいでしょう。

また値段をつけないで出品することができます。これにより「ゲッ! 安すぎた」というような出品に関する失敗はなくなります。

売れやすいかといえば厳しいでしょうが、様々な出品方法があるのは良いコトです。

販売手数料も安いのも大変魅力。現時点では5%の手数料ですので大手フリマアプリからみて最も安いことになります。

 

デメリットといえば配送方法が限定的ということでしょうか。

PayPayフリマは匿名配送のみとしており、その費用も出品者側固定です。そのためレターパックや普通郵便など住所が開示されるものが利用できません。そこがやや不便なところといえます。

その分配送費用が割安となっています。実質出品物をゆうパケットやネコポスで配送する場合、手数料を含めもっとも安いコストで取引できるでしょう。

とはいえユーザーが少ないので、断捨離ですばやくものを売り払いたいという場合は向かないかもしれません。

 

Magi

 

トレーディングカード専門のフリマアプリです。カードの種類カテゴリがかなり豊富で、自ら表示するカテゴリを選択できます。また検索機能でカード名の予測がかなり正確行われます。

そしてトレーディングカードのフリマとしてMagiが最大の意義をもつのは300円以下の値段で出品できる点でしょう。

一枚300円では売れないカードも200円、100円ならば買うという人もいるかもしれません。トレカ売買の痒い所に手が届く感はあると思います。

手数料も3%と少ないのもうれしいところです。ジワジワと利用者が増えてきている印象をうけます。

 

KANTE

 

KANTE(カンテ)はブランド品限定のフリマアプリ。ブランドバッグや宝石ジュエリーなどの高価なもの売買できます。

特徴としてはプロによる鑑定があり、購入する側としてはかなりの安心が担保されることになります。

「KOMEHYOカンテイ」により出品者が事務局に発送し、真贋等の鑑定後購入者に事務局が発送する仕組み。

手数料は設定価格10000円以上~50000円未満は15%、50000円以上~100000円未満は12%。そして100000円からは10%となっており出品物の性質や鑑定料もあってかやや高めです。

とはいえ本物であるというお墨付きが得られれば売りやすくもなりますし、多少価格の「上乗せ」をしても問題ないかと。最低価格が10000円であることも売り手としては行き過ぎた価格競争に巻き込まれないですみます。

 

ただアパレルでブランド品となるとその梱包態様から送料がかさみます。独自の配送方法が乏しいKANTEでは送料は馬鹿にならないかもしれません。

とはいえ運営が老舗「コメ兵」ということもあり信頼できることから、今後クーポンやキャンペーン、独自の機能など継続的なアプリの開発があるのではないでしょうか。ユーザーが今後増えることを期待しています。

 

minne(ミンネ)

 

ハンドメイド売買の草分け的存在。このアプリのおかげでネットショップがだいぶ身近になりました。

プロ級のハンドメイド作品がずらりとならび文字通りここでしか買えないようなお洒落な作品が購入できます。

ハンドメイド作家への支援も充実していることから本格的なものづくりを進めるのには便利なアプリです。

買う分には良いアプリで、素晴らしい作品と出会えます。ただ初心者の売り手側からすると少しハードルもあります。

というのも通常市場に出回っているものと違いハンドメイド作品はいちども手に取って見られていないものが多く、写真によるオシャレ感の演出や丁寧な説明がなければ購入されないケースも多いです。

もっとも「いいね」が数個の作品でもデザインや材質などでは完売ということは珍しくありません。一般のフリマアプリと異なり在庫制度があるので売れたら出品し直すということなく売却できます。

 

ライフスタイルに合わせて利用するフリマアプリを決めてみる

 

ケータイにはたくさんのアプリが入りますが、出品物はひとつです。自身のライフスタイルにあわせて利用するフリマアプリを取捨選択して効率よいフリマライフをすごせれば楽しいですよね。

ここではそれぞれのライフスタイルにあわせておすすめのアプリを例示してみます。

 

 

断捨離目的

 

断捨離目的の方は当然、出品物が売れるまでに時間がかかっていては困るはず。

この場合はユーザーが多いメルカリとラクマをおすすめします。

メルカリは手数料が高いですが、えーっ。こんなものでも~ というようなものがそこそこ売れます。

もの捨てるのに罪悪感がある方はとりあえず出品してはいかがでしょうか。

逆にある程度売れ行きの良いものや人気な商品。話題の本などはラクマでもすぐに売れるので手数料分を浮かせるためにも、こちらを利用するのをおすすめします。

 

購入が主体

 

購入が目的の方もメルカリやラクマがいいです。

メルカリは出品数が多いので、欲しいものが探しやすい傾向にあります。

またラクマはクーポンやキャンペーンなどの回数が多く、さらにメルカリと比べて安くものを出品する人がけっこういます。

PayPayフリマも初回購入クーポンなどがかなり太っ腹ですし、出品物の値段が控えめな人が割と多いです。

 

便利な機能が欲しい

 

便利な機能が欲しい人や電子決済との連動をスムーズにしたい方はPayPayフリマやラクマはいかがでしょうか。

ユーザーが少ないとはいえ、それはメルカリと比較してのこと。両アプリは手数料も少ないですのでのんびりでも良いのなら十分利用できると思います。

PayPayフリマは配送方法も充実していますし、ラクマには申請機能もあることから初心者でも運用は楽ちんです。

欠点がユーザーの数のみなので、今後利用者が増えてくれれば文句なしです。

 

ハンドメイド作品を売りたい

 

ハンドメイド作品を売るならばミンネを主体にするといいです。ながく作品をつくり続けるならば特に。

上述しましたがネットショップ向けの機能が複数あるうえ、運営がハンドメイド作家を応援するべくセミナーやノウハウの公開をするなど長期的なサポートがあります。プロの作家も作品を提供するなかで、それに交じり自身の作品が売れたときの喜びはひとしおだと思います。大手GMOペパボが運営しているため滅多なことではサービスが終了することはないかと。

ほかのアプリとしてメルカリが最近メルカリshopサービスを開始しました。既存のアカウント名とは別に開設でき、クーポン機能などネットショップにあったら便利な機能がいくつかあります。またラクマはハンドメイド作品のピックアップを度々行います。

BASEやクリーマーなど近年いろいろなネットショップサービスがあるので自身のあったものをチョイスできると良いかもしれません。

 

取り扱うジャンルが決まっている

 

取り扱うジャンルに偏りがある場合、それらに特化したアプリを使うのもいいです。中古車フリマアプリ(Gulliver)があるのを見ても、今後いろいろなフリマアプリやネットショップサービスが増えてくるだろうと容易に予想が付きます。

 

上にあげたKANTEやMagiといったアプリもメルカリにはない便利な側面があります。

他のフリマアプリではまねできない機能やアプリの提供元が大手であったり別事業で安定している場合は、すぐにサービスが終了するということないと思います。

 

最後に

 

フリマアプリの利用は自分の「居住地」や「出品物のジャンル」でも最適なものが分かれると思います。

郵便局やクロネコヤマトの場所が近ければよいですが、そうでなければコンビニにお願いすることもあります。その場合配送方法によっては利用できないコンビニも出てきます。

出品物が本やゲーム、DVDなどである場合は比較的送りやすくトラブルなくやり取りできますが服やバッグなどは、梱包の仕方で大きく配送方法が異なることも。当然利用しやすいフリマアプリも異なります。

今回記事にした内容もあくまで一例とし参考程度にと考えていただければと思います。

 

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